時代を視る
2022年9月ニュースレター 時代を視る NO341
2022年9月10日
win win代表 赤松良子
今年も夏が終わり「秋きぬと目にはさやかに見えねども、風の音にぞ驚かされぬる」の季節になった。「風はさやさや、日はうらうら」と知ったかぶりで口ずさんだら、「日々うらら」です。と、年上のルームメートに直された。津田(塾)の2年生の時でした。ちゃんと七五調になっているのだから・・・。
秋の第一報。イギリスの政権トップが女性になります。外務大臣だった女性が財務大臣の男性を破って保守党の党首に当選したのですね。これで女性は3人目だということです。思い出すのは、やっぱりマーガレット・サッチャー。とても長かったし、剛腕(ごうわん)だった。
小学生の男児がお母さんに「この国では男は首相になれないの?」と聞いたという話が伝わっています。
フォークランド諸島の紛争では海軍を出してドンパチもやったというニュースは、私の年代の者なら覚えています。長さから言えばメルケルも長かったし、今のフランスの首相はまだこれから・・・。
ジョンソン前首相のあの大きな体とキンキンの金髪の姿が見られなくなるのは一寸寂しい気がします。バカでかくて愛嬌があったから。
それにしても、わが国で、女性の首相が出てくるのは、一体何時のことでしょう。私の目の黒いうちに、出て欲しいを思っていたけれど、こちらは先月で93歳! もう無理かと思うと一寸寂しい。
いやいや目指すは人生100歳だから・・・。WINWINで頑張って何とか実現させたい。幸か不幸か暗殺の対象になるほどの存在ではないから、栄養に気をつけ、運動を欠かさず(歩くだけですが)長生きをするよう努めましょう。
私の姉は去年99歳(数え年)で亡くなりました。
それより早くては、あの世で母に叱られてしまうと思うので、白寿と言わず、百寿まで。
(皆様にご迷惑にならないように気をつけつつ)
一つ書き忘れました。
先週。ロシアのゴルバチョフ元(ソ連時代)書記長が死去した。現役時代には毎日のように新聞に出ていた大物でした。個人的な面識はなかったのですが、訪日当時、日本社会党の委員長だった土井たか子氏が、彼のためにパーティーをするので、その時私も来れば、紹介してあげると言われたので、私はホイホイお願いしたことがありました。
何かの都合でパーティーが中止になり、土井さんとの約束も反故になって、がっかりした記憶があります。
その土井さんが亡くなれてずい分たっているから、ゴルビーさんは長生きだなと思ったら、私より一つ下でした。ヤレヤレ。